シドニーロードトリップ(1)

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2022年12月31日より2023年1月10日の11日間にわたりルービックキューブのOrange Zest大会(NSW州Orange)に出るため家族みんなでロードトリップを敢行しました。

その時の記録を一日毎にブログに残しておこうと思います。

準備

これまで自宅から1〜2時間程度で行ける距離の旅行やホリデーアパートに1週間ステイする旅行であればワゴン車のトランクに荷物を積めるだけ積んでよくいっていました。

しかし、今回は11日間数カ所に宿泊するという日程と、シドニーまでいって帰ってくるという長距離という事もあって荷物をたくさん積み込むためにルーフボックスを購入しました。

購入したのはThuleというスウェーデンに本拠地を置くメーカーのルーフボックス。

ルーフボックスがあればたくさん荷物詰めて遠出できるよなーと思っており、ずっと前からすごく欲しかったんです。

で、たまたまクリスマス前のセールでThule Touring M Roof Box Black Matte$200ドルOffのセールだったので、もうこの際買っちゃえ!ということで勢いで購入しました。

車もスウェーデンのVolvoだしピッタリでした!

ルーフに載せるには二人がかり(一人でも大丈夫)ですが、ルーフラックに固定するのは簡単で一人でもできます。

と、準備はこれくらい。

あとは荷物をまとめて積み込むだけ、では、出発!

早朝出発!から最初の休憩ポイント

なるべく早めにPacific Motorwayへ乗り渋滞を避けるために自宅を朝の7時過ぎに出発。

しかしスクールホリデー、そして年末という事もあってほぼ渋滞に巻き込まれる事なくPacific Motorwayに乗れ、一路最初の休憩地にしていたByron Bayバイロンベイ)を目指します。

車を走らせること約1時間、NSW州に入りました。

更に車を走らせる事1時間余り、バイロンベイへ着いたのは良かったのですが、年末年始という事もあって”あの小さなバイロンベイ”の繁華街が激混み。

灯台を見ながら一休みできるはずもなく、適当な公園で早めのランチをとって早々にバイロンベイを後にしました。

バイロンベイではトイレに行く事もできなかったため、次の街Ballinaバリーナ)のトラベルセンターでトイレ休憩。

ここはかなり大きなサービスエリアでガソリンスタンドも10台以上が給油でき、店内には幾つものファーストフード店が入居。

場所的にはブリスベンからシドニーへ南下していくと高速の反対側になりますが、看板も大きく上がっているので見つけやすいと思います。

The Big Banana

さて次のストップは、Coffs Harbour(コフスハーバー)!

ここの名物(?)と言えば、Pacific Motorwayを南下していたら必ず目にするBig Nanana

訪れる人たちは列に並んでこの大きなバナナの前で記念撮影していましたが、私たちは並ぶのが面倒だったので列に並ばず斜め前からパチリ。

ただ、ここに寄るならQLD州からNSW州へ南下するときよりNSW州からQLD州に戻るときに寄る方が安全です。

というのも、南下している時にはこの場所がPacific Motorwayの右手にあり、信号のない大通りを右折して入らなければいけません。

また、ここからまたPacific Motorwayに戻って南下するにも交通量の多い信号のない交差点を右折しなければならずかなり注意を要します。

Big Bananaへのアクセス

351 Pacific Hwy, Coffs Harbour NSW 2450

Trial Bay Goal

次に目指したのはTrial Bay Goalという刑務所跡地。

写真見てもらうとわかりますが、この刑務所海岸沿い建てられています。

1877年に建設が始まりましたが、資金不足のため何度も建設が遅れ5年後の1882年にようやく128人収容できるはずの半分、囚人64人分の独房棟が出来上がったそうです。

最終的な建設が行われたのは第一次世界大戦中、刑務所がドイツ人抑留車を収容するために使用された時とのこと。

屋根はありませんが、当時の面影を強く残したままです。

壁なども当時のままですが、2階にある独房への階段は外してありました。

当時のキッチン。

当時のオーブンだそうです。

刑務所裏手側、写真の右側には今は建物はありませんが病棟などがあった模様。

鉄格子。

刑務所裏手からの眺め。

刑務所裏手の見張り台から。高所恐怖症の私からするとこれでもかなり高いです…

見張り台からは海が一望できます。

メインの建物ではなく、その脇にある小さな建物が別にありました。

その一室に当時の10数人の囚人と共にどのような罪を犯したかなどの説明がきのパネルがあったのですが、下の写真がその一部。

写真右側の人物Joseph Kellyはこの刑務所から脱走に成功した唯一の人物だそう。

Trial Bay Goalへのアクセス

73 Trial Bay Gaol Access Rd, Arakoon NSW 2431

一日目の宿泊

シドニーロードトリップ初日の宿はHunter Vally近くにあるBraxtonという小さな街の一番古いと言われている建物Braxton Inn。

そこを買い取ってAirbnbで宿泊施設として提供されているイザベラさんのお宅に泊まることにしました。

ちなみに、母家の隣ではイザベラさんがArt Houseもやられている模様。

正面玄関から入るとこのようなクラシックな内装でシックな佇まい。

写真左手に見える部屋、そして2階、更に離れが宿泊できるようになっています。

玄関右手にはこのように宿泊客がくつろげる広々としたリビングルームもあり、カグルや飾り付けてある額縁もかなりレトロ調。

飾られている物もクラシックなものばかり。

子供たちは玄関横の部屋に泊まりましたが、私たち夫婦が泊まったのは母家とは別の離れの建物。

一日目の夜は初めての長距離運転という事もあって疲れたので、夕食も適当に持ってきていた食料をつまんで早々にベッドに入りました…

 

と言うことで2日目に続きます。

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