Garboが教える仕事で身を守る個人防護具(PPE)の種類と身につけているPPE

仕事

突然ですが、PPEって聞いたことありますか?

オフィス勤務だとそこまで耳にしないかもしれませんが、トラックドライバー、重機を扱う現場、倉庫等での仕事、医療現場などで働く人はお馴染みのものですよね。

今回はオーストラリアの運送業界とゴミ業界で15年働いている私GarboがこのPPEの種類について詳しく、そしてGarboの現場で身につけているPPEを紹介します。

PPEとは

まず、PPEとはPersonal Protective Equipmentの頭文字をとった略語で、日本語では個人用防護具といわれています。

最近ではコロナウィルスが蔓延し、医療現場などで働く人たちが厳重に防護服やマスク、手袋、ガウン、フェイスシールドを装着して仕事をしている光景が目新しいのではないでしょうか。

ただ、このPPEは医療現場に限らず、Garboや一般のトラックドライバーなど身近な仕事でも必ず一つは身につけて仕事をしています。

PPEの種類

まずどんな種類のPPEがあるのかみてみましょう。

Hand Protection

腕から手先までを守るための防具。主なものは手袋ですね。

ただ手袋にもいろんな種類があって、単に保護するだけの軍手などから滑り止めのついたゴム手袋、革製の厚手の手袋、溶接用手袋、化学薬品を扱うための肘までのゴム手袋、といったように業種に合わせて様々。

Leg Protection

足、特につま先を守るための防具。いわゆる安全靴。

つま先にスチールキャップが入っているブーツで、足のくるぶし辺りが伸縮性のゴムのものからジップアップタイプのもの、紐式のブーツまで様々。

またゴム長靴にスチールキャップが入ったタイプのものもあります。

Eye & Face Protection

眼を保護するための防具。

ベーシックなプラスチック製のクリアータイプ、少し色の入ったサングラスタイプ、また眼鏡の上からカバーできるタイプのもの、顔に密着させるゴーグルタイプのものなどがあります。

また、ヘルメットに装着するフェイスシールドもこのカテゴリーです。

Hearing Protection

騒音から耳を保護するための防具。

耳の穴に突っ込むスポンジイヤープラグ、ヘッドバンドやネックバンド付きの耳全体を覆うイヤーモフなど。

Respiratory Protection

呼吸器系を保護ための防具。

ペイントなどをするときに装着するマスク、フルフェイスタイプでフィルターがついた防護ヘルメットなど。

映画などで未知のウィルスなどに立ち向かっている科学者たちが被っているアレですね。

Head Protection

頭を保護するための防具

ヘルメットがその主たるものでしょう。他にキャップの中にいれるバンプキャップ、ハチミツを回収するときのフード、ハットタイプのヘルメット、首を直射日光の日焼けから守るネックフリップがついたものなども。

Height Safety & Confined Space

高所で作業をするときに落下などから身を守るための防具。

高所作業用の両肩両大腿に取り付けるハーネス、またハーネスと連結させるラッチ、衝撃吸収の伸縮ハーネスなど。

Sun, Insect & Skin Protection

日焼けや害虫から身を守るための防具。

日焼け止めのクリーム、スプレー、またHead Protectionと少し被りますが日焼けを防ぐネックフリップ、害虫対策スプレーがその最もたる製品。

Body Protection

切り傷や肘、膝を守るための防具。

肘や膝のプロテクター、膝をついて仕事をするためのスポンジ付きボード、切り傷を防ぐための腕のプロテクター、溶接時に飛ぶ火花などを防ぐ防護服など。

Garboに必要なPPE

では、私が働いている現場で身につけているPPEを紹介していきます。

手袋

まずはBinから溢れたゴミを拾ったりするときに必要な手袋

これは、割れたガラスなどでの怪我に限らず、昨今のコロナ対策も含まれています。

また給油をするときにもノズルは素手で触らず必ず手袋をしなければなりません。

現在働いている会社では写真のような掌部分がゴムで皮膜してあるタイプの手袋を推奨していますが、会社によっては革製の手袋だったりします。

安全靴

次にブーツ。必ずつま先にはスチールキャップが入っていなければなりません。

私は写真のような両サイドに伸縮性のゴムがついているタイプのブーツが好きなのですが、ジップアップタイプのもの、紐で縛り上げるタイプのものもあります。

また、くるぶしままでカバーしていない普通の靴タイプのものもありますが、ブーツタイプが安心です。

帽子、バンプキャップ

そして、頭を守るためのバンプキャップ

帽子はどんな帽子でも良いのですが、プラスチック製のヘルメットを帽子の中に入れておかなければなりません(写真は分かりやすいようヘルメットを出した状態)。

前の会社ではただの帽子で良かったのですが、現在働いている会社ではオフィスから一歩でも出る時は必ずこれを被ります。

反射帯付ユニフォーム

この他にも今の会社で支給されているユニフォームは反射帯のついたタイプのものを着用しています。

これにより陽の短い冬場の朝夕など暗いところで見えにくいトラックの陰にいても反射帯によってよく見えます。

その他

人によっては日焼け止めを塗ったり、キャップではなくハットタイプのものを被っている同僚もいます。

また、稀ではありますがサングラスタイプのアイプロテクターを掛けてホッパーへ登ったりします(普段はほぼサングラスとして使用しています)。

 

このようにトラックに乗ってゴミを集めて回っているGarboでさえもかなりのPPEを身につけて働いているのがわかるのではないでしょうか。

おわりに

いかがでしたか?

実際自分で掘り下げてみていろんなPPEを身につけて仕事をしているのだなぁというのが改めて分かりました。

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