【現役Garboが教える】ゴミ箱を出すときに気をつけたい3つのポイント

仕事

こんにちはGarboです。

*Garboとはオーストラリアのスラングで、こちらではお馴染みの毎週各家庭にやってくるゴミ回収の大型トラックのドライバーのことです。

毎日ゴミを回収しているとこうやってゴミ箱を出しておいてもらうと回収する側としては助かるよなぁということがたくさんあります。

今回はその中でも特にこの3つの事をしておいてもらうとGarboがとても助かる3つのポイントを紹介します。

ゴミ箱のフタは必ず閉めて!

毎日ですが、ゴミ箱に入り切れないくらいのゴミを山積みにしてフタが閉まっていない状態のゴミ箱をよく見かけます。

でも、ゴミ箱のフタがきちんと閉まる状態よりゴミを入れずゴミ箱を出しておいてもらうと助かります。

理由その1

ゴミ箱のフタが閉まっていないとカラスや野鳥がやってきて食べ物をあさり、ゴミをそこら中に散らかしていくことがあります。

そのためゴミ箱の周りはゴミだらけということがしばしば。こういう状態でもゴミは回収しますが、Garboha地面に散らかったゴミの掃除はしません。

理由その2

アームでゴミ箱を掴んだときにゴミ箱が揺さぶられてゴミがこぼれたり、アームで触っただけでもこぼれる事がよくあります。

ゴミがこぼれた場合ドライバーの責任となるのでトラックから降りて拾わなければなりません。

たったそれくらい、怠け者では?と思われるかもしれませんが、私たちGarboは1日に1000個以上のゴミ箱を回収しています。

そして、トラックから降りるのが一番の時間のロスと考えているのでなるべく降りたくないのです。

なので、ゴミ箱が揺すられてもゴミがこぼれないようにフタを閉めていただけるとありがたいです。

ゴミ箱とゴミ箱の間に30cmほど隙間を開けて!

次に2週に一度一般ゴミのゴミ箱とリサイクルのゴミ箱を出す週にゴミ箱同士をビタッとくっ付けて並べている家庭がよくあります。

しかし、ゴミ箱とゴミ箱の間に30cmほどのギャップを空けてゴミ箱を出しておいてもらうと実はすごく助かるんです。

理由その1

ゴミ箱はアームでガシッと掴むのですが、ゴミ箱を掴む際にゴミ箱を掴む部分がゴミ箱とゴミ箱の間に入りやすいようにです。

特に私はリサイクルのゴミ箱(2週間に一度出す黄色いフタの方)を回収しているので回収するゴミ箱はいつも2個。

ゴミ箱をひっつけて出してあると掴むのに時間がかかりるので、ゴミ箱同士は離して出しておいてもらうと助かるのです。

理由その2

またゴミ箱同士がくっつけてあるとリサイクルのゴミ箱を掴もうとしているとき一般ゴミのゴミ箱(緑もしくは赤のフタ)にアームが当たって倒してしまうことがあります。

そうなるとトラックから降り、ゴミ箱を立て直しゴミを拾わなくてはならないので時間のロスになります。

理由その3

空にしたゴミ箱は元の位置に下ろすのですが、その際にゴミ箱を掴んでいる部分が持ち上げたゴミ箱の両サイドのゴミ箱に当たり壊してしまうことがあります。

壊した場合オフィスに連絡し、最悪代替えのゴミ箱を手配しなければならなくなります。

フタの開く方を道路に向けて出しておく!

取手(ハンドル)の方を道路側に(ゴミ箱のフタが開く方を自宅側に)向けてゴミ箱を出している家庭を毎日数軒見かけます。

ですが、これも実はあまりやって欲しくないことです。

理由その1

実際アームで掴むには問題がないのですが、ゴミ箱を持ち上げてゴミをトラックに落とし空にするとき、フタの淵にゴミが引っかかりゴミ箱を完全に空にできないことがあります。

ゴミ箱を持ち上げた状態で何度がシェイクしてやっと空になることがほとんどです。

理由その2

フタに引っ掛かったゴミはかなりの確率で持ち上げたゴミ箱を下ろすときに散らかります。

そうなるとドライバーはまたトラックから降りてゴミを拾わなければなりません。時間のロスです。

理由その3

これはちなみにですが、ハンドルを道路側に向けて出しているとアームにブッかかったゴミ箱から垂れる汁(Garboたちはこの汁をBin Juiceと呼んでいます)がハンドルに付くので、衛生面から見てもフタの開く方を道路側に向けておいた方が良いのです。

おわりに

という事で、ゴミ箱を出すさときには最初の写真のように

1、フタを閉めて

2、ゴミ箱とゴミ箱の間に隙間を開け

3、フタの開く方を道路に向けて出しておく

の3つをやっていただくとかなり助かります。

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